令和元年の宮島一周・半周海岸歩行を楽しみたい方、次ページの「宮島太郎の海岸歩行」も読まれて参加申込をしてください。参加費は無料、参加者のアシ(交通)、アゴ(飲食)、ケガ(負傷)等の責任は参加者各自持ちです。宮島太郎の会とスタッフは一切参加者各自の負傷等の責任を負いません。参加申込は予定日の5日前までに氏名、〒番号、住所、(携帯)電話番号、参加コースA:宮島一周かB:宮島半周かを下記連絡先にFaxかe-mailか葉書で連絡願います。なおBコースの定員枠は、桟橋⇔広大の移動に車を利用しますので、8人とします。個人であるいはグループで車持込みの方は定員枠外の参加となります。
予定日 6月2日(日) 右回り コースA:宮島一周、 B:宮島半周
天気と集合 : 予定日前日17:00発表の天気予報で予定日6:00~18:00の広島県南部の降水確率が40% 以上で中止、30%以下であれば雨具持参で集合
集合場所 : 宮島桟橋待合室 集合時間 : A 8:00 B 8:30
A,Bは青海苔浦[11:30~12:00(昼食)]で合流待合せ
コースと予想タイム : [添付地図「150418宮島右回り実績」を参照願います。]
A: 宮島一周(約34km歩行、約11時間)
8:00桟橋-- (海岸沿いの車道歩行)→11:30~12:00青海苔浦神社(昼食)-- (海岸歩行)→
14:20~30山白浜神社-- (海岸歩行)→18:00広大-- (車道歩行)→19:00桟橋
B: 宮島半周(約20km歩行、約10km車利用、約10時間)
8:30桟橋-- (車利用)→9:00広大-- (山越え歩行)→11:30~12:00青海苔浦神社(昼食)--(海岸 歩行)→14:20~30山白浜神社-- (海岸歩行)→18:00広大-- (車利用)→18:30桟橋
解散場所 : 宮島桟橋待合室 解散予想時刻 : A 19:00頃 B 18:30頃
暦象と潮位: 6月2日(日) 月齢28.2 日出4:59 日入19:18 大潮 満潮8:43 321cm 干潮15:02 28cm
連絡先 : 宮島太郎の会 山本拓志 〒733-0821 広島市西区庚午北3-9-3
Tel/Fax 0822731163 携帯 09041422215 email byv02177@nifty.ne.jp
宮島海岸歩行は危険を伴う楽しい遊び
2005(平成17)年6月20日に第一回の宮島海岸一周を参加者3人で行っています。以来、毎年参加者を募集して、2018年5月15日には参加者32人で第三十四回目の宮島海岸歩行を楽しみました。この時の様子は会のホームページ(
http://yama303.com/m-tarou/#)で写真や動画で追体験できます。宮島海岸歩行はポピュラーな遊びになりましたが、参加者自らのリスク管理と責任が要求される楽しい遊びです。
宮島太郎の海岸歩行(平成31年4月改訂)
宮島太郎の海岸歩行では、大潮の干潮の時に現れる波打ち際の砂浜・岩場・干潟を利用して海岸を歩き宮島を一周します。桟橋~大砂利~青海苔浦と桟橋~多々良~広大植物園は車道を歩きます。青海苔浦~革篭崎~広大植物園は砂浜・岩場・干潟の海岸を歩きます。エスケープやショートカットに宮島西部の浦々をめぐる道をつかいます。潮時の良い時は浦々をめぐる道を使うことなく車道と海岸を歩いて一周できます。
宮島西部の浦々をめぐる道は、広島森林管理署発行の行政地図で宮島全島図1:10,000の国有林の管理道・既設歩道です。宮島太郎の会が入林許可を得、ボランティアの参加協力で行った修理清掃美化活動の結果、平成27年2月に、久しぶりに歩きやすい道になりました。会は現在もこの道の清掃美化活動を計画的に継続して行っています。宮島歩き一周の道としてこの道を歩いて貰いたいと願っています。
大潮の干潮が15:00頃、干潮潮位が40cm以下、天気が好ければ海岸一周が可能です。右回りでは宮島桟橋を8:00頃出発し海岸約34kmを一周し19:00頃帰着します。左回りでは8:30頃出発し19:30頃帰着します。3・4月から9月の間に毎月可能日がありますが、暑からず寒からずの4~5月がお勧めです。夏は日射病になる危険があるのでお勧めしません。雨天の時は岩場が滑り危険なので中止します。
海岸歩行で歩く砂浜・岩場・干潟がどんな所か少しでも知っておき、それなりの対応が必要です。楽しみだけでなく、危険もあります。海岸には堰(せき)と呼ばれる岩場の難所が4ケ所あります。第一堰が青海苔浦(165cm)、第二堰が大ハナ手前(135cm)、第三堰が大江浦東の岬(80cm)、第四堰が内侍岩の次浜(175cm)にあります。堰では潮位がある程度以下でないと通過出来ません。( )内の数値は過去の実績に基づく通過可能の最大潮位です。潮位が下がっても岩場歩きに慣れていない人には通過しにくい場所です。
海岸を歩くときは山道を歩くのとは感触が違います。山道を歩く時とは違う筋肉を使うようです。連続する岩場では捻挫の恐れもあります。筋肉痛の応急処置には食塩が、捻挫予防には軽登山靴が有効です。車道歩き、山道歩き、岩場歩き、砂浜歩き、干潟歩きを1足の靴で歩きとおすにはゴアテックスの軽登山靴がお勧めです。靴が海水に浸かったらその日のうちに水洗いします。岩場では貝殻で手指にケガをすることがあります。手袋は必要です。日没後の歩行があります。ヘッドライトは必要です。
コースの途中には水場はありません。水は4~5月で2リットル以上必要です。
宮島一周にこだわらずに大潮の干潮の時しか歩けない青海苔浦~革篭崎~広大植物園の海岸だけでも歩きたい方、あるいは車道では車を使いたい方には半周コースがお勧めです。
宮島海岸一周を楽しむことの出来る人は宮島を歩くことに興味があり、宮島一周約34kmを約11時間かけて歩きとおす体力・気力・自信があり、そして山歩きの知識・技術・装備・経験がある人です。
エスケープやショートカットで宮島国有林の既設歩道を歩くときの注意事項を以下に示します。
① たき火はしない。歩道以外への立入はしない。林地・林木等損傷しないよう注意する。
② 許可なくして動植物又は岩石等を捕獲又は採取してはならない。許可なくして工作物の設置「テントなど」をしてはならない。許可なくして土砂の採取・土地の形状変更をしてはならない。許可なくしてゴミ・廃棄物の投棄をしてはならない。許可なくして立木の枝払いをしてはならない。
③ 事故が発生し、入林者が損害を受けることがあっても、国は一切その保障等の責を負わない。